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ラマダン祭


 昨年(1999年)12月9日はイスラム暦で9月1日です。イスラム教徒はその日から30日間断食をして今月7日(ラマダン月 の30日)に断食を終えて、1月8日からラマダン祭を行います。中国でラマダン祭は1日休みですが、土曜日 (明後日)に当たったため、土、日、月曜日は休みになります。

 新疆ウイグル自治区でウイグル、カザフ、キルギス、ウズベク、タタル、タジク、回族などのイスラム教を信仰し ている民族は明後日からお祭を行います。女性は今日から忙しくなります。家の大掃除、洗濯、祭のお菓子、 ナンなどを用意します。お祭の時に新しい着物を着る習慣があるので、今週の初めから皆買い物で忙しい。物価 もちょっと高くなってしまいます。買わなければならないから買うしかありません。男性も勿論、頑張って親、奥さ ん、親戚、恋人などにプレゼントを用意したり、子ども(親戚と友達の子どもも含めて)のお小遣いを用意しておき ます。

 明後日(8日)朝早くから男たちはお風呂かシャワーをして晴れ着を着て、近くの大きいモスクへ行って(遠くても自分の好きなモスクに行く人もいる)普段の朝のお祈りをして、お祭の時間まで皆さんの集合を待ちます。その間に 何回かアーザン(お祈りの呼びかけ)が聞こえています。時間になってからお祈りをして、終わってからモスクを出 ます。モスクの庭で(外で)皆互いに握手してご挨拶。終わってから皆自分の家族(親戚、友達)の墓参りをしてほと んど家に帰って牛か羊を殺して(自分で出来ない人は人に頼みます)、お祭の用意をして子ども(親戚、隣の子に も)にお小遣いをやります。その後親戚、友達などの家に挨拶に行ってご馳走になったり、友達と遊んだりします。 そして「挨拶」は一週間から二週間ぐらいまで続きます。今月(ラマダン月)にはイスラム教徒は自分の収入の40 分の1を困っている人(親戚、隣、同じ村の人、隣の村の人、知らない人でも構いません)に上げます。その物(或 はお金)は「Pitre」と言います。

 お祭のお祈りが終わってから、カシュガルのエイティガル・モスクの前の広場は非常に賑やかになります。モスク の玄関の上に4、5人上がって演奏するナグラ(叩く楽器)、スーナイ(チャルメラ)の音に合わせて7歳から70歳までの男は 「Sama」(サマー)踊りを踊ります。踊らない男と女性はそれを楽しみます。
 明後日から70日間経ってから(イスラム暦の12月10日)に 「Qurban、Kurban」(クルバン)祭がやって来ます。その時にももっと賑やかになります。

 チャンスがあればお祭の時にカシュガルへ是非いらっしゃってください。それでウイグル自治区の民族文化が 楽しめます。

(グラビア・ページ「カシュガルの見どころ」にエイティガル・モスクとクルバン祭の写真が載っています。)

(2000.1.7受、1.7掲)