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ホームページ開設のいきさつ


このホームページの主役はカシュガル人、エリキン・アブリミットさんです。

彼のフルネームはErkin.Ablimit.Ezizi (エリキン・アブリミット・エズィズィ)といいます。 カシュガル人(Kashgari)なので[Erkin Kashgari] (エリキン・カシュガリ)をペンネームに しています。エリキンは「自由」という意味だそうです。

私、佐藤の役割は彼に舞台を提供することです。
彼からEメールで送られてくる記事は、できるだけ原文のまま掲載するつもりでいます。日本人から見るとちょっと変に思われる表現でも、意味を取り違える恐れのない限り、そのまま載せます。その方が彼の雰囲気が出ると思うからです。

この「拓オフィス コーナー」だけは私が書いたものです。彼の記事を補足するような情報を提供できればと思っています。

今回はこのHPを始めることになったいきさつを紹介します。

エリキンさんと初めて会ったのは1997年の8月でした。パックツアーでカシュガルからクンジュラブ峠を越えてパキスタンのフンザに抜けたのですが、彼が中国側のガイドでした。 途中タシュクルガンのホテルに泊まった時、夕食の後私の部屋でいろいろな話を聞くことができました。夕食の残り物を肴に新疆焼酎を飲みながら、ウイグルの歴史、詩のことなど...

帰ってきてから何度か手紙のやりとりがあったのですが、去年の12月にEメールが飛び込んできました。初めはローマ字でしたが、程なく普通の日本語が使えるようになり...

He and Me そして「カシュガルに来ないか」と誘われ、この10月に今度は一人で10日間ばかりカシュガルに行ってきました。そして彼がインターネットにはまっているのを知りました。カシュガル滞在中もいろいろ話を聞けましたが、帰ってきてからも「ウルムチ」、「天山」あるは「崑崙」について長文のEメールをもらいました。まだまだ書きたいことはたくさんある様子。

そこで彼に「HPを作らないか」と誘ったら、二つ返事でOK。
...というような次第です。
いつまで続けられるかは彼のEメール次第です。これからカシュガルは旅行のオフシーズン。エリキンさんも暇になるはずですので、Eメールの山にうれしい悲鳴をあげる事になるかもしれません。

1999年11月6日   拓オフィス/佐藤